社労士試験は勉強の仕方、使う教材で学習効率が全然変わってきます。テキストで学んだり覚えた知識を定着させるためには、やっぱり問題を解くことが大切です。
この記事では、独学で社労士試験を受験する方におすすめの市販テキストについて経験談を交えて紹介したいと思います。
問題集の選び方(基本)
社労士の独学におすすめの市販されている問題集をご紹介していきます。
基本的に社労士試験の学習には、テキストと連動した過去問集を使って基礎固めをすることをおすすめします。
独学におすすめのテキスト で紹介した市販テキストに対応した過去問集を選ぶのがベターということです。
過去問集を使った基礎固めが少しできつつある方は、オリジナル問題集を使っての学習をおすすめします。
そういった問題集も含めてこれからご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
五肢択一と一問一答式どちらがいい?
「五肢択一と一問一答式どちらがいい?」これもよく受ける質問です。答えはかんたん、使用する目的が違うのでどちらもあった方がいいです。
五肢択一は問題形式に慣れながら問題を解いていくことが目的で、一問一答集は肢の一つひとつの正誤判断をしっかりつけられるようになるために解くものです。
一問一答で肢ごとにしっかり判断できるようになるのはもちろん大切ですが、それだけでは五肢択一問題になると解けないということも往々にしてあります。
できれば両方、一冊ずつ用意するようにしてください。
独学におすすめの過去問題集
こちらは、学習の序盤から中盤にかけて基礎力を身に付けるために必須となる過去問題集になります。
何度も何度も反復学習をして、しっかりマスターしてくださいね!
みんなが欲しかった!社労士の問題集
大手予備校TACが送る社労士問題集です。こちらもテキスト同様にセパレート式になっているので、持ち運びにとても便利です。テキストと違い、二色刷りとなっています。解説にテキストの何ページの論点なのかが書かれてあるので、解いた問題を見直すのにも便利ですよ。
U-CANの社労士過去&予想問題集
こちらは通信教育でお馴染みのユーキャンから出版されている過去&予想問題集です。基本テキストもあります。過去問演習だけではなく予想模試も2回分ついていてこの価格は、問題集としてはリーズナブルでとてもお得です。過去問演習の量も350問とたっぷりです。
うかる!社労士合格問題集 労働編
わかりやすく丁寧な解説で人気のうかる!シリーズに対応した問題集がこちらです。一問一答形式と五肢択一形式が5年分ずつ、合計10年分の過去問が収録されているため、効率良く学習することができます。こちらは労働法関連の問題集になります。
「うかる!社労士合格問題集 社会保険編」とセットで購入すると、より効率が良くなりますよ。
独学におすすめの択一一問一答集
社労士合格のツボ 択一対策
社労士試験受験生なら誰もが知っているであろうというほど有名な一冊。TACから出版されている択一対策の一問一答集です。TAC厳選のオリジナル問題が何と1600問!これをひたすら繰り返すだけで、基礎レベルから合格レベルまでステップアップも可能です。独学合格者の三人に二人は選んでいるというほど人気の高い問題集です。
社労士過去10年本試験問題集(1)労働基準法・労働安全衛生法・労災保険法
こちらもTACが出版している社労士試験問題集です。一問一答形式で過去10年間に何度も問われている論点を繰り返し出題してくれるので、試験で何度も問われる論点が把握しやすい作りになっています。問題集は1~4まであります。
(2)雇用保険法・労働保険徴収法・労働一般常識
(3)健康保険法・社保一般常識
(4)国民年金法・厚生年金法
独学におすすめの選択式問題集
社労士試験合格のためには、選択式対策は必須です。こちらを参考に、選択式の対策をしっかりたてて合格を掴み取りましょう!
社労士合格のツボ 選択対策
社労士受験生のバイブル的存在であるツボシリーズ。選択式も非常に良問揃いです。オリジナル問題280問で、重要事項の復習を兼ねながら確実に選択式対策が立てられます。
社労士の問題集は、労働法と保険法、年金法と分かれているものが多いので揃えるだけでも大変ですが、合格に近づくための第一歩と信じて頑張ってくださいね!
受験生へのアドバイス
わたしがどうして教材に詳しいかわかりますか?答えはかんたん!全部買ったから。
それもこれも資格試験にあまりお金をかけれないから、独学の道を選んだのがそもそもの要因です。
ですが冷静に振り返ってみると、独学=安かった わけではないかもしれません。
受験料を何度も払い、模試も何度も受験し...と複数年受験にはお金がかかりますから。
資格学校への通学は時間面と費用面で負担は大きいと思いますが、最近は通信講座を提供する会社が増え、わたしの受験時代には考えられなかったような低価格の優良通信講座が多数あります。
テキスト、問題集、動画解説などの教材一式に加え、学習カリキュラム、模試がついていますので、市販教材を揃えるよりも通信講座を受講した方が安上がりかもしれません。
ぜひ、自分のあったテキストをはじめ、教材、勉強方法をみつけて、社労士合格の目標を実現してくださいね!
勉強全般
科目別の勉強方法